おならの臭いを減らすには
- 腸内の悪玉菌を減らす
- 腸内の善玉菌を増やす
この２通りの方法がいずれも有効です。
腸内の悪玉菌を減らす方法
悪玉菌が増える原因には
- 肉類が多く、野菜が少ないなど食事バランスが悪い
- お酒の飲み過ぎ、食事が不規則など（暴飲暴食）
- 一日中座りっぱなしの仕事で運動不足になる
- 睡眠時間が少なく寝不足といった不規則な生活習慣
などが考えられています。
これらを逆にしてみれば、自ずと悪玉菌を減らすことができそうですね。
具体的には「野菜など食物繊維の豊富な食材を積極的に取り入れる」「お酒は控えめにして、一日３食の規則的な食生活」「適度で定期的な運動習慣」「早寝早起きで十分に睡眠をとり、ストレスフリーな毎日を過ごす」といったことでしょうか。
腸内の善玉菌を増やす方法
悪玉菌を減らすことが、相対的に善玉菌を増やすことにつながります。
さらに効果的に善玉菌を増やすには
- 生きて腸まで届く乳酸菌を含んだ食べ物の摂取
- 善玉菌を増やす効果がある成分を摂取
といった方法があります。
生きて腸まで届く乳酸菌
発酵食品は、乳酸菌など善玉菌の仲間の力を借りて作られていますが、それらを食べるだけで腸内の善玉菌が増えるとは必ずしも限りません。なぜなら、乳酸菌は胃酸などによって死んでしまうことが多いからです。
ただ最近では、植物性乳酸菌の中に、生きて腸まで届くものが多いことが研究で分かってきています。例えば「ぬか漬け」「キムチ」などの漬物、大豆から作られる「味噌」などは、植物性乳酸菌を多く含んでいます。
乳酸菌ラブレなど、生きて腸内に届くことを売りにした健康食品やサプリメントもありますよね。
善玉菌を増やす効果がある成分
善玉菌を増やす成分として代表的なのはオリゴ糖でしょう。オリゴ糖は腸内の善玉菌を増やす効果があることが証明されています。
オリゴ糖が多く含まれる食品としては「はちみつ」「大豆」「ごぼう」などです。また、オリゴ糖はそれ自体が単体で商品として販売されていますので、コーヒーに溶かしたり、ヨーグルトに混ぜて食べるといった方法で摂取することもできますね。