ガスおなら恐怖症の症状
ガスおなら恐怖症の代表的な症状としては、
家にいるときはおならについて意識せずに過ごせるのに、仕事や学校など、外出するときになると、おならが出ることに不安を感じる。そして実際にお腹にガスが溜まるように感じ、おならがしたくなってしまう。
といったものが挙げられます。
おなら恐怖症は気のせい?
おならというのは、食事のときに飲み込んだ空気や、食べ物を消化する際に出るガスがその正体であることは多くの人がご存知でしょう。
その観点から言えば、外出時だけにおならが出やすいというのは、単なる気のせいだと言えそうです。
しかし、実際に外出時におならが出やすいことを体験している人も少なくありません。なぜなのでしょう。
ストレスがおならの原因に
おならの原因の一つ「消化される食べ物から発生するガス」というのは、腸の働きによって量が左右されるものです。
腸にかぎらず、消化器官というのは、意識的に動かすものではありません。自律神経系という神経系で制御されるもので、これは無意識に調整されています。
腸の働きは自律神経系の副交感神経が担っているのですが、実は自律神経系というのはストレスに弱く、ちょっとした精神的な負担によって機能を損ねてしまうのです。
おならが出ることに対する心配や不安が、ストレスとなって自律神経系の働きを阻害し、腸の動きが悪くなることによってガスが溜まり、おならが出るという流れは考えられます。